「Team XC!」
ジムニー JB23W
西川和久、山本則博、森川鉄也
「チーム ブレイク・スルー」
ジムニーJA11
今村慎二郎、花戸貴
「Pin-Zoro Racing」
ジムニーJB33W
久保幸博、西達治、中野貴行
 
17日(土)予選
午前中はコースを覚えるだけのテスト走行。コースを覚えると言っても、明日はまた違うレイアウトのコースです。
アメリカンレースですので、アバウトな言い方と説明でみんな混迷でコースミスばかり。

お昼のケータリングは勿論、バーガーキングのハンバーガー(キングサイズ)、チキン・ビーフ・フィシュの3種から1品。ドリンク付き。 なかなか癖になります。 午後の予選終了間際、金ちゃんがピットインで「ブレーキランプが点くし、なんか変。」早々、ブレーキホースの点検。ブレーキを踏むと、ホースからブレーキ液が!!一直線に飛んでます。どこかでヒット?ホースの替えなどありません!他のチームに聞いて、NAPSが良いのではと。NAPSとは自動車部品のスーパー。地図まで書いてもらい、急いで山本と出かけ、NAPS到着。向こうのシステムは、年式・車種を言ってコンピュータで探す方式。これがまた、話が通じず、無いらしい。困ってたその時、横に大柄のおっさんと嫁さん。こちらを見て、にやり。なんやこいつら! 話しかけてきょった。なんか言っとる。ニュアンスは「わしの車のプロペラシャフトのカップリングが壊れて〜」てな。言ったかどうか?こっちも「スモーキンホイール・レーサー。フロントブレーキホース・ブロークン」
なんか通じた?おっさん「わしが何とかしたる」。そんな事言ってる気がした。奥さんの顔見ると「この人に任せとき」。と、言ってる気がした。電話をしながら手帳をめくり、「付いてこい」言ってるきがした。山本と顔を見合わせ、行ってみよう。わらにもすがる気持ちだった。

店を出て走り出せば、100〜120Kmのスピードで山奥えと。しばらく走りゲートをくぐり停車。犬が吠えてる怪しげな家。おっさんは家の住人と話してる。こっちの車に乗り込みレッツゴー。さらに奥へと進み「OK」の合図で停まってみると、怪しげな親父がビール片手に登場。手下3人、犬1匹。おーこわー。

大柄のおっさんは、何やら自分のパーツを片手に話してる。ここはスクラップ屋。広い敷地に沢山の廃車があり、ここなら有るかも!しかし、ジムニーなんて無いし〜。おっと!トヨタのWキャブ。これ長いけどイケる!部品を指示して手に入れました。

サンキュウ サンキュウ。おっさんに「ハウマッチ」・「ノオー プロブレン」。 早く帰って付けてみなければ。
しかし、ここはどこ? 帰り方分からんぞ!

おっさんが、何やらつて来い。そんな気が。付いて行くが、来た道と違う。またもや心配。
直線に入って、止まり、まっすぐ行くと〜。その先が分からん。おっさんも察知して、紙に地図を書いてくれた。なんや、会場まですぐそこやん。

おっさんが先ほど買った部品を手に、「ハナワ に ワタセ」そんな気が。OK??
急いで会場へ。私はホースの修理、山本は塙氏の所へ。山本が帰り「さっきのおっさん、ヘンリー・シンプソンやて」(このレースの主催者本人)まぁー偶然、チョーラッキー。ヘンリーのおかげで、ブレーキも治り明日の本線も走れる!
修理の前にタイムアタックは終わっていたので、予選順位は22台中14位。2000アンダーで2番。まずまずの順位。アジアンラリー昨年度総合5位の森川のおかげもあって、我がチームXCの車の調子はバッチリ!明日は頑張るぞ!


↓青いバギーは、昨年塙氏に敗れ悔しい思いで購入したと言われる新車のバギー。
持ち主&ドライバーは ヘンリー・シンプソン

 スモーキン・ホイール 4月18日本戦
いよいよスタート間近。今年で2回目のグアム。昨年の経験を元に、今年のレースカー製作を行ったし!緊張より期待でワクワクムードでした。
第1ドライバー・山本。第2が西川。第3が森川。と走行順を決めて、いざ出陣。フラッグが振られて一斉スタート。3時間のバトル開始です。
■ スタート前のドライバーブリーフィング。中央のオヤジがヘンリー・シンプソン。 ■ 山本に私が「気楽に行こうや!」ってな事を言ってるんでしょう~ ■ サーキットコースを2周まわって、スターティンググリッドに並んで合図待ち。
なかなか順調に走行中、大型車両に交じってのレース。他のレースマシンにも気をつけながら、いかにスムースに走れるかがグアムレース。
ここは鬼門。5連続のジャンプスポット。バギー車でも飛ばずに舐めながらの走行。いかに厳しいコースかがうかがえる。
■ カッコよくジャンプ! ■ 着地もスムース ■ 良い足してるやん!
あれ? 何か異音してるぞ。まさか!ピットインして「フロントデフやってしまった」。ジャンプのスピードと着地時のスピードが合って無かったらしく、ピニオンギャが壊れたみたい。おまけに、エキマニとタービン結合のガスケットが〜。ボルトが緩んで排気漏れ、圧がかからずパワーが出ません。 まし締めをして・・・。しかし1本ボルトが無くなり2本締めで、緩んだら締めて行こう!
始まって30分。ここから2WDでのレースが始まりました。
ピットインをしたついでにドライバーチェンジ。2番てはオレ。2駆での走行は辛いと思いきや「なかなか行けるやん」。
ショックアブソーバーがKINGでDTSコイルスプリングとのマッチングが良く、安定した走り。調子に乗ってたら、ガッツン!!バックストレート時速85Km。上りこう配で頂上でのUターン。そこん所に、さっきまで何も無かったのに、突然40〜50cmぐらいの岩が。「ああっつ〜」と思った瞬間、車の下を通過。ガッツン、ガッツンの2連ちゃん。まだその時は、「やっちまった!」ぐらい。  Uターンスポットを下り、右キャンパー状態のコースを曲がり、今度は右に土手越え。超えてフカフカの砂利コース。下って上って、左に下り、ガレ場を少し走り右に曲がって、本コースに入ります。 
ここはピット前。ここで無線が!「パンクしてるから ピットイン」やはりそうか〜。ここから1周は3Km。頑張ってピットに戻ろう。いきなり5連ジャンプスポット。通り抜けてアスファルトコースを回って、「ハンドル切っても曲がれんぞ!」 右前輪パンクが原因か!何とか本コースを走り、先ほどのUターンスポット。「この石か、でか!」バギー連中のパワーで出てきたんやな〜。裏山のフカフカ・コースは、ハンドル切っても曲がれんし、登りでは前に進まんし〜。そらそうでしょ、2駆ですもん。ピットに帰って、右側・前後パンク。2駆のリア1輪駆動ではしんどいわ〜。

結論。レイズのTE37に助けられました。パンクして3Km。言わばホイールで走った訳ですから。やはり、伝説の軽くて強い(鍛造)が証明されました。鋳造モノでは割れて走行不能だったと思います。
パンクしたオレが一番だめやね〜。
 パンクのタイヤを交換し、エキマニのボルト(一度緩むと緩みやすい)を増し締めして、1本無くなっているので、2本では緩みやすくなって〜。締めてしばらくは「最高に調子い〜!!」みたいな感じで走り、???加速悪〜、またか〜 緩んできた〜
ピットイン。締めて「走るやん!」。ピットインの繰り返し。 
九州の森川氏・あきんど山本氏のドライビングテクニックが良くても、ピットインばかりでは周回が重ねられません。オフロードレースではアクシデントは付き物ですが、その内容でいかに早く対応するかが肝です。今回はレースカーの状態が良く、ドライバーも最高やったのに〜。と思うと悔しいかに思われますが!デフ壊して、パンクして、ガスケット抜けにしてはいい方。いや最高やった!

レースを終え帰国したレースカーを良く見てみると、たかが3時間のはずがフロントバンパーは珊瑚の飛びで傷だらけ。バギーが追い越して行ったら、珊瑚の塊がスローモーションのごとく飛んでくる。ガラスに当たらないようにラインを外し避ける。これが生き残る第1歩。下回りは新品のアーム、新品のショックのはずが!もう3年も使ってるかのような〜。つやが無く飛び石で傷だらけ。室内は赤い消火器をまいたみたいで、なんじゃこれわ〜って感じ。

きれい綺麗して国内のレースに参戦する予定です。どこかの会場でお会いしましょう。

■ チーム・ブレイクスルー 今村・花戸組が2000ccアンダークラスで見事3位入賞 ■ 地元グアムのスポーツ新聞にチームXCマシンが優勝車よりも大きく写りました。

 グアム耐久3時間 オフロードレースで!ついに入賞! 我がXCダートレース選抜のチーム・ブレイクスルー 今村・花戸組が2000ccアンダークラスで見事3位入賞。XCダートではノーマルクラスで優勝・入賞経験が有り、ノーマルはノーマルなりの作戦で、他の大排気量車にも引けを取らずに完走し入賞という大きな勲章を手に入れました。地元4WD愛好家にすれば、660ccと有りえない排気量での参戦に対して「クレイジー?」でしたが、一転し、素晴らしいとの称賛を浴びました。XCダートレースのパワーよりもトータルバランスが実証できてなによりです。
ピンゾロレーシングも見事完走。チームXC(我々おっさん達)も、もちろん完走です。

優勝者は前年度2位のヘンリー・シンプソン。前回優勝の塙氏に負けじと今回ニューマシンで参戦し、見事な優勝。リベンジを果たしました。ヘンリーはこの大会の主催者、グアムの自動車会のドンだそうです。そのドンの顔写真を抑えて載せて貰うのは、塙氏が優勝するくらいの価値は有ります。来年はグアムでジムニー応援者が増える事は間違い有りません。ジムニーファン、XCダート参戦者の皆さん 励みにしてください。グアムで走りたい人はどんどんXC参戦お待ちしてます。